みなさん英語を学び直したい思っても何から始めればいいか分からないといった経験はありませんか?

私も初めは一体どんな参考書が良くて、文法や単語など何から始めればいいのか全く分かりませんでした。

結論から申し上げますと、中学英語レベルを振り返ることのできる文法書を一冊読み始めるところからスタートすればいいと思います。

今回はなぜ中学英語からの学び直しがおすすめなのか?

またなぜ文法から勉強し直すことがおすすめなのか?

ということをお伝えしていければと思います。

英語を学び直す前に大切な目的の設定

まず一番初めにやるべきことは英語学習をする目的をしっかりと設定することです。

英語学習に限らず語学学習は必ずと言っていいほど長期的であり多くの時間を注ぎ込む必要があります。

どうしても学習を続ける中でモチベーションの維持が出来なかったり、成長を感じられるまでの間隔が長くなり挫折してしまうといったことが多いのが事実です。

そういった途中離脱を防ぐためにも自分がなぜ英語学習をしようと思ったのかという理由・目的・ゴール(理想)をしっかりと設定しておきましょう。

何から始めるべき?

私は英語学習に関しまして単語学習よりも文法から学ぶことをお勧めしております。

ではなぜ文法から学んでいくことをお勧めしたいのかといった理由をお伝えしていきたいと思います。

文法学習にはゴールがある

なぜ私が英語学習を学び直すにあたって英単語ではなく文法から学び直すことをおすすめしているのかというと、タイトルにもある通り学習にゴールがあるからです。

英語も言葉なので日本語と同じように単語(語彙)の量はそれこそ数えきれないくらい存在します。

一方で文法(ルール)は多すぎては皆が共通の認識のもと使っていくことが難しくなりますよね。

ですので概ね有限である文法から学習していき、ある程度英語全体の構造を理解した上で単語学習をし語彙を増やしていくことをお勧めします。

文法書は文法を学ぶために存在する

まず大前提として文法と英単語学習を同時に始めてもいいと思います。

実際に文法書の例文の単語が分からないといったことも多々ありました。

しかし文法書の目的は文法の理解を深めることであって、単語を覚える為ではないので使われている単語は基本的に簡単なものを使われていることが多いです。

一方で単語帳に載っている例文は単語を覚えてもらうために初めて見る単語も多々出てくる為、文法の理解が浅いと中々理解しづらいことが多いと思います。

また実際に英単語学習を始めてから感じた事ですが、単純に単語と意味の確認を繰り返して暗記するよりも、例文を使って文章ごと理解した方が圧倒的に覚えやすいです。

ですので私は文法学習をある程度こなしてから単語帳を2周、3周と繰り返し学習することをお勧めします。

学習の時間を確保しよう

語学学習においては一日にある程度の時間を確保して学ぶことももちろん大切ではありますが、一番大切なのは毎日続けることが何よりも大切になってきます。

例えばスポーツなどにおいても同じではないかと思いますが、一日に一つの技を長時間練習するよりも毎日練習し続けることの方が大事なのではないでしょうか?

何事も「慣れる」為には継続が一番だと思います。

毎日練習して英語のルール(文法)に慣れましょう。

そして多くの人にとって学習の時間を確保することは英語学習を成功させる上でとても重要なステップとなります。

特に社会人の方は自分の時間自体が少ないという方もおられると思います。

ですので、通勤の移動時間や朝少し早起きをする、テレビを見ていた時間を英語学習にあて休みの日は多く時間を確保するなどの工夫が必要になってきます。

日々の生活の中で習慣化出来る時間をメインに学習時間を確保しましょう。

また毎日続けることの一番のメリットは単語学習のように「暗記」をメインとするものは時間よりも頻度が大切になってきます。

また単語学習に関しましては以下の

英単語習得の3ステップ

単語学習 例文の使い方

をご覧ください。

参考書の選び方

参考書ですが、私は初めは中学英語を振り返るくらいの分厚すぎない参考書がいいと思います。

実際に私も中学英語を振り返るための参考書をから始めました。

そして結果として先に中学英語を復習してから本格的に分厚い文法書の勉強へ移行したことは良かったと感じています。

理由としては

  • 一つの文法テーマに対して深堀し過ぎず適度なペースで学習が進む
  • サクサク理解し学習が進むので楽しくモチベーションを高く維持できる

の2点が大きなメリットとして感じました。

30代になってから中学英語の勉強を始めると、「あれ?こんなに英語って簡単だったかな?」と感じる人も少なくないと思います。

実際に私はそう感じましたし、英語を話せるようになった自分をイメージしやすかったです。

しかし、中学英語をあらかた復習してから高校英語も含めた分厚い文法書を読むと自分がまだまだ英語力が低いことを実感させられます。

結局分厚い文法書をしなければならないのであれば初めからそうすればいいように感じるかもしれませんが、先に中学英語を学習し基礎を学んだ後であっても文法書全体を理解するのは大変なことだと思います。

つまり中学英語すら理解していない状態で辞書の様に分厚い参考書で英語学習を始めると大変さが増し、モチベーションの維持が難しいのではと考えられるからです。

強い目的意識をもって継続できる方は初めから全文法の理解を深められる参考書1冊の学習でもいいと思います。

詳しくは「一から復習英文法 おすすめ参考書と学習方法」をご覧ください。

しかし私のように継続って苦手だなといった方は簡単なことから始めていった方が前向きな週間が身につくと思いますので、よろしければ試してくださいね。

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投稿者

ryou

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