皆さん英語学習をしていると、可算名詞、不可算名詞という言葉を聞くことってしばしばありますよね。
今回は英語でものを数える時の方法や、可算、不可算の違いをお伝えしていきたいと思います。
そもそも可算、不可算とは?
可算名詞と不可算名詞の違いとしてはシンプルに「数えられるものなのか、数えられないものなのか」です。
英語では日本語と違い名詞を使う時は詳しく説明して使うという特徴があります。
- 数えられるのか?数えられないのか?
- 単数か複数か?
- 文脈上でどのような意味を持たせたいのか?
この3点をしっかりと説明していかなければなりません。
なぜ毎回数を意識する必要があるの?
なぜ英語では毎回数を意識するのかですが、英語では単数表記されているか、複数表記されているかで物の状態が分かるといったことがあります。
例えば
①This is a fish .
②This is fish .
この二つの文の違いが分かりますか?
①の文では可算名詞としてfishを使い「a」を使用していますよね。
つまりこの魚は1匹の魚であることを示しています。
一方で②では不可算名詞として使用しているので「数えられない状態」つまり「魚肉」のような素材であることが分かります。
このように名詞の状態により相手が伝えたいものの状態をイメージ出来るのが英語の日本語とは違った大きな特徴の一つなんですね。
不可算名詞の数え方
不可算名詞はどう数えるのか?
不可算だから数えられないだろうと思われるかもしれませんが、全く数えられないと不便ですよね。
例えばご飯を食べに行って「お水」が欲しいですと言う時の「お水」はどのように伝えましょうか?
このように一般に不可算名詞といわれるものにはまた違った数え方が存在します。
その数え方とは容器や量、重さなどの単位で数えることが出来ます。
例えば「水一杯」は
a glass of water
といったようにグラス一杯の水と数えます。
同様に
a cup of coffee
a slice of bread
a piece of cake
のようにカップ、一枚、一つと数えることが出来ます。
つかめてきましたか?
この様にcupやsliceの部分に単位や容器を当てはめることで様々な不可算名詞を数えることが出来るので色々と臨機応変に対応していきましょう。
まとめ
可算名詞と不可算名詞についてほんの一部ですが大切な基礎をお伝えさせて頂きました。
実はまだまだ注意点があったり、間違えやすい使い方なども存在します。
そちらに関しても後々ご紹介させて頂きたいと思います。
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