英文法を一から学びなおすにあたってどの参考書を使えばいいのか、どのような方法で進めていく必要があるのか、またどのようなステップをクリアしていかなければならないのか迷ったことはありませんか?
今回は英文法の参考書についてこれからスタートする超初心者の方や、中学英語レベルの習得は出来たと思うが2冊目以降で迷っている中級者以上の方々にもおすすめな参考書をご紹介させて頂きたいと思います。
結論から申し上げますと私がおすすめさせて頂きたい参考書は下記2点です。
- 一億人の英文法
- 中学英語をひとつひとつわかりやすく
それぞれの特徴を踏まえて、こちらの参考書がどのような方におすすめなのかお伝えさせて頂きたいと思います。
一億人の英文法
こちらは英語学習を行う上で一冊で全て網羅したいという方、中学英語を理解した上で2冊目の参考書を考えている方にお勧めの一冊です。
主な特徴をご紹介させて頂きたいと思います。
- 一冊で文法全体を網羅している
- 難しい文法用語はあまり使われていない
- 文法というルールだけでなくネイティブの感情を意識している
こちらの「一億人の英文法」に関しましては私自身も実際に使用した経験も踏まえてお伝えさせて頂くと、全くの知識ゼロの方が英語を勉強し直すのに一冊目で使用するのは中々の覚悟が必要になってくると思います。
理由としては学校教育での英語を学ぶ順番ではなく、全く新しい順番、スタイルの参考書となっているからです。
最終的にどの項目も勉強するのだから一緒のように思われるかもしれませんが、全くの知識ゼロからスタートするには「CHAPTER1の主語・動詞・基本文型」や「CHAPTER2の名詞」の学習が大変なものになると思いますので忍耐強い方におすすめさせて頂きたいと思います。
しかしながら一番初めのCHAPTER0の「英文法の歩き方」はとても読んでいてこれからの学習が楽しみになるようなワクワクさせられる内容となっており「一億人の英文法」を購入された方は必ず読むべきポイントだと思いました。
また2冊目以降では是非一度読んでいただきたいと感じる一冊であり、私自身も初めこそ苦労しましたが2回、3回と繰り返し読むにつれて理解度が深まり「一億人の英文法」の魅力を感じました。
またもっと詳しく「一億人の英文法」が気になる方は下記記事をご覧ください。
おすすめの参考書 文法 一億人の英文法一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
次に私がおすすめさせて頂きたいのが
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」
です!!
こちらの文法書は一冊で中学英語で学んだことの復習ができる一冊となっています。
主な特徴としては
- 一回分の学習が見開き一ページである
- 本当に一から(アルファベットの読み方)スタートする
- 学習した内容をすぐに問題で練習できる
こちらの文法書は「一億人の英文法」よりも本自体の分厚さもそうですが、一ページのボリュームが多すぎず、さくさくと進めていくことが出来ます。
基本的には一つの章が終わる復習テストのページ以外は、左のページに文法の説明があり、右ページに問題があります。
左のページで学習しインプットした内容をすぐに右のページの練習問題でアウトプットするといった流れで中学英語を習いなおしていきます。
こちらは本当に一からスタートさせたい、もう一度一からキチンと理解したいという方々へおすすめの一冊となります。
中学英語ってこんなに簡単だったかな?と思うくらい簡単に感じると思います。
もし継続的な学習が苦手であったり、いきなり難しい文法書を読みモチベーションの維持が難しいようであればこちらの文法書からのスタートがおすすめです。
毎日一時間勉強する時間が作れるのであれば、大体1っカ月以内に1週目が終わることが出来ると思います。
しかし、あくまでも中学英語の復習に限ります。
ですので、例えば「仮定法」のように高校英語で学ぶ内容は入っていませんので、この一冊で英会話が出来るようになるわけではありません。
しかしこの一冊をしっかりと頭に入れた上で私がおすすめさせて頂いた「一億人の英文法」を読んでいただくと英語学習に対する抵抗が和らぐことと、難しすぎない単語を使用しているので久しぶりに勉強する方にとっては手を付けやすい一冊になっていると思います。
英語学習をスタートしようとされている方、現在習得中の方々へ
今回私が取り上げさせていただいた参考書は数ある参考書の中でほんの一部でしかありません。
こちらは私自身が実際に使用してみて魅力的だと感じた点や、どんな方におすすめなのかを考えお伝えさせて頂きました。
もちろん私自身、他にもたくさんの参考書を使用しています。
またもちろん皆さんも今回おすすめさせて頂いた参考書以外で学習して英語習得を目指して頂いてもいいと思います。
学習方法や自分にあった参考書も人により違ってくると思います。
しかし今回こちらの記事を読んで頂き一人でも多くの方の参考になり、英語習得を目指すきっかけになればとても嬉しいです。
英語学習が今の生活に直接結びつかずとも今後の人生で活かせる時がくると信じて一緒に英語学習をしていきましょうね!