皆さん「the」ってどんな時に使うと思いますか?

話の中で一回出てきた名詞を次に使う時に「その~」のようなイメージで使っているだけではないですか?

実は「the」にはもっと深い「the」にしか出来ない使い方があります。

今回はそういった「the」の魅力をお伝えしていきたいと思います。

THEってなんの為にある?

まず第一に「the」はコミュニケーションの中でお互いに共通認識させるために使うものです。

つまり「the」はお互いに特定、一つに決まったものを指す時に使います。

この認識から「the」は「その~」の意味をもつと思われがちですがそれだけではありません。

大切なのは「一つに決まる」といったイメージです。

ですので、例えば会話の中に初めて出てくるような名詞でも「状況」や「常識」から一つに決まれば「the」を使います。

例えば、the earth (地球) the sun(太陽)などです。

THEの特殊な使い方

一つに決まるというイメージから「the」には特別感を表す力があります。

例えば

She is the woman for the job .

このような文では「彼女はその仕事にまさに適任だ」といったように「この人しかいない」「これできまりだ」といったタイミングでも使われます。

皆の共通認識のTHE

英文を読んでいるとなんでここにtheが付くんだろう?と疑問に感じる時ってありませんか?

例えば「楽器」や「建物」、「場所」などでtheが使われる時ってありますよね。

これも大切なのは一つに決まるというイメージです。

the piano や the violin もひとつひとつの物としてみる時は a piano や a violin でもいいののです。

しかし「私はピアノを弾いてます」といったように、「どのピアノでもなくピアノといえば皆がイメージするあのピアノだよ」と言っているのです。

ですので、他の「建物」や「場所」も皆がイメージできるものであれば、「the hospital」病院といえば「the bank」銀行といえば「the river」川といえばと皆のイメージするあれだよと言っているのです。

theの特別感が分かってきましたか?

このような使い方が出来るようになれば英語力は素晴らしいものになっていると思います。

最大限「the」の魅力を引き出せるようになりましょうね!

まとめ

いかがでしたか?

「the」ってこんなに意味が深かったんだと感じませんでしたか?

今回のような限定詞だけでなく、一般動詞や助動詞を覚える時にもイメージが大切になってきます。

日本語でも「病院」って何?と聞かれたら、「体の調子が悪くなった時に治してくれる人たちがいるところ」のようにイメージで説明しますよね。

英語も同じです。

大切なのは「hospital」=「病院」ではなくイメージをつかむことです。

しっかりとイメージを出来るようにして英語力向上を目指しましょう!

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